こんにちは。メディカルローグ株式会社です。
最近、スマートフォンアプリがどんどんと進化してきて、スマートフォンの用途が数年前と比べてだいぶ広がってきました。
連絡手段だけに留まらず、写真を撮ったり、SNSを投稿したり、勉強したり、体の調子や運動記録をしたり…と様々です。
実際に医療現場ではアプリを活用して業務効率化につなげたり、医学研究の分野においてもアプリを用いて従来より多くの被験者に協力してもらったりと、医療の可能性を広げています。
(医学研究アプリについて詳しくはこちらから)
今回は、資格なしで医療事務員として仕事をしていた筆者が医療事務に関するアプリを実際に使用してみて、おすすめのものをレビュー付きで紹介していきます!
医療事務や医療に関する資格なしで社会経験もなかった筆者だからこそ、使ってみてタメになったものを紹介していきますので、医療事務として働いてる方のみならず医療事務の仕事に興味のある方や、勉強を始めたい方もぜひチェックしてみてください!
(※携帯等端末によっては使えないものもありますのでご了承ください。)
Contents
医療事務に関する勉強ができるアプリ
「もっと気軽に医療事務業務に関する勉強がしたい」「医療の知識を身につけたい」「無資格を卒業したい」という方は多いのではないでしょうか。
医療事務は無資格でも働けますし、民間資格しかないので誰でもいつでも勉強を開始できます。
筆者も医療とは関係のない学部を卒業後、社会人経験ゼロ且つ資格なしで医療事務の仕事にチャレンジしました。
実務の中で覚えたこともあれば、独学で勉強した部分も多くあります。
資格の有無は別にしても医療事務員として働いていくためには勉強は必須ですので、隙間時間を使って効率のよい勉強方法を見つけるためにも是非アプリを活用してみてください。
医療事務の資格の勉強をしたい方におススメ「医療事務試験対策問題集」
医療事務の資格を勉強したい方、特に問題をたくさん解いて実力をつけたい方には「医療事務試験対策問題集」がかなりおすすめです!
資格なしで医療事務のお仕事をしている方や、これから医療事務の資格を取りたい方もいるのではないでしょうか。
問題がレベル別かつ、分野別になっているため、何から勉強を始めたらいいか分からない方にとって非常に役立つと思います。
また、間違えた問題のみを復習することもできますし、気になった部分にしおりをつけたり、テストして理解度を測ることも可能です。
学習履歴も残るので、いつ、どの問題をしたかを遡って確認ができます。
ただし、レベルの高い問題は課金が必要ですのでご注意ください。
(※このアプリはApple Storeのみです)
オフラインでも医療のことがわかる「医療ウィキペディア」
医療事務のお仕事は直接医療行為をすることはありませんが、適応疾患や検査病名等を覚えるためにも疾患の知識や治療方法を学ぶことは決して損ではありません。
このアプリはオフラインでも使用可能ですので、移動中の隙間時間やネット環境の良くないところでも気にせずに使えます。
重たい辞書を持ち歩くことなく、スマホさえあれば時間や場所を気にせず医療用語を確認できるのはとても便利で私もよく使用しています。
このアプリの内容はウィキプロジェクト医学チームの支援があり正確なものになるよう努めているようですが、一般のウィキペディアのようにボランティアによって作成されておりますのであくまでも参考として利用するのがオススメです。
今この瞬間にパパッと知りたい、というような時には医療ウィキペディアでも十分と感じています。
(※このアプリはGoogle Playのみです)
医療事務員が実務で使えるアプリ
実際に医療事務として働く際には医療に関する本や、診療報酬点数表等を見ることがしばしばあります。
ただ、これらの本は重くて費用も高いのが難点です。
今は便利で使いやすいアプリがありますので厳選してご紹介します。
医療事務業務に必須のものがアプリに!「診療報酬点数辞典」
医療事務業務には請求業務が付き物です。
自由診療のものでない限り、診療報酬点数表をに沿って算定しなくてはなりませんし、算定要件の確認も欠かせません。
診療報酬点数に関する本はいくつかありますが、ページ数がかなりのボリュームありますので、本自体が非常に重くて探しにくいですよね。
毎日持ち運ぶなんてとてもできません…。
しかし、「診療報酬点数辞典」はアプリ一つで簡単に検索・確認ができます。
無料版は点数しか確認できませんが、課金をすれば告示内容の確認や施設基準、算定注意点、レセプトコメントの確認なども可能になります。(※料金は月額制です。)
また、基本は区分別で診療行為の表示がさていますが、検索窓もあるので例えば「腫瘍」だけ打てば腫瘍という文字が含まれている診療行為の点数が出てきますし、新設点数のみ掲載されているページもあるので探しやすいです。
他にも付箋がつけられたり、メモ帳ページもあるので、自院独自のレセプトコメントをメモしておいたり確認事項のメモも簡単にできます。
アプリのデザインがシンプルできれいですので誰でも使いこなせて便利です。
ぜひ一度無料版で試してみてください。
お薬について調べたいなら「ヤクチエ添付文書」
このアプリは主に薬剤師向けですが、医療事務として働いている方にもおススメです。
私がいろいろなお薬のアプリを使った中でもこちらが一番便利でした。
検索の仕方が簡単で、適応病名をチェックしたいときにピッタリです。
また、お薬の写真を見ることもできます。お薬の情報はもちろんですが、添付文書のPDFが載っていたり、同成分薬価がすぐに見れたりと非常に便利です。
何回も調べてしまうお薬にはしおりを付けて、ふとした時にしおりページ一覧から復習したりしていました。
似たようなアプリはいくつかありますが、お薬の写真が一番豊富で、PDFの添付文書もあり、該当お薬の文書の全文から検索も可能など、便利な機能が豊富なのはこのアプリでした。
無料会員登録をすれば薬剤師以外の医療関係者は使用可能です。
まとめ
今回は医療事務の方におススメのアプリを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
医療事務の仕事は資格なしでもできる仕事ですが、知識や経験を必要とします。
業務中、業務外を問わず気軽に勉強するためにも今回ご紹介したおススメアプリをぜひ活用してみてください。
他におススメのアプリや医療事務のお仕事で気になる点、ご質問等ありましたら、コメントを気軽に送ってください!
また、今回は医療事務になりたい方、すでに医療事務をされている方向けにアプリを紹介しましたが、弊社では同じ医療分野での医学研究を支援するアプリの開発に力を入れています。
ご興味のあるかたはこちらの記事を読んでみてください。